しょーじちゃんの就活生に伝えたい言葉2016

就職活動生にしってもらいたいことを配信したいと思います。

それ、ほんと?1

こんばんは!

今日の昼間、昔わたしが大学生だったときのことを思い返していました。

バックパッカーをしていた頃だったり、アルバイトをしていたことだったり、自己分析をしている結果だったり。。。

実はわたし、某大手学習塾で4年間集団授業の講師をしていたことがあります。

その経験から、今日は書いていきたいと思います。

今日のテーマは新しいです。いわゆる業界紹介です。


塾教室というと、みなさん何を思い浮かべますか?

アルバイトをしたことがある人は口を揃えて、こういうと思います。

「バイト代高い。けど、毎回スーツだったり、染髪禁止。」

これはその通りです。保護者もわかっているとは思いますが、「アルバイト」ということを生徒や保護者に公言してはいけないとよく言われました(笑)

教育のプロとして、生徒にはうつっているからだとおもいます。

ちなみに個人的な経験談を申し上げると、わたしは茶髪で塾講師をしていました(笑)

よく中学生の話し相手だったり、恋愛相談を受けてたりもしました(笑)

当時のことを思い出せば、「学生の相談相手」という立場で仕事をしていて、かつ教えることを教えておけばいいという考えでやっていました。

アルバイトの学生はそこまで出来れば良いです。

しかし!!! 社員になってしまうと、そういうわけにはいきません。

実はここからが、裏の顔です。

まず、何事にも「予算」がつきます。

例えば、新規顧客獲得数とか、新規授業申し込み件数などなど・・・

その実績を上げるために、何をしているのかというと、

1、学校の前でビラ配り(生徒に直接渡りますが、保護者には直接行かないので効率がいいとは限りません)

2、ポスティング(必ずしも塾に通わせる年次の生徒がいるとは限らない)

3、紹介お願い(様々な特典をつけて、既存顧客からの紹介を狙う)

といった施策を行っています。

実際、わたしは個別塾の新規出店事業も1年間兼任しておりましたので、バイト代あげるからポスティングしてきてといわれたこともあります(結局3年で潰れたようですが・・・)

「塾に通わせる」という行為は、生徒自身が塾に行きたいと自分で意思表示をするか、親に進学のために通わせられるの2パターンです。

となると、進学実績も重要です。

基本的に、社員が担当する授業は「レベルが高い生徒」を担当することが多いです。ベテランのアルバイトが担当している授業もここに分類されます。なぜなら、進学実績をここで作れば、新規顧客獲得につながるからです。(看板見て、ここの塾すごい!と思わせるように)

1・2年目の大学生のアルバイトが担当する授業は、「レベルが高くない生徒」を担当することが多いです。ただ、これは塾の戦略上いたしかたないことです。

ちなみに勤務時間はどうか。

原則夜が主戦場になるので、朝の出勤時間は遅めです。

わたしが在籍していた塾の社員の出勤時間は、13時出勤、23時退勤でした。笑

ですので、業界の違う人と飲みに行くとかは厳しいとは思います。

あとは、部署によっても違いますが、基本的に社員は2名or3名のところが多いです。

ですので、社員間の交流も仕事だけになってしまうことが多いです。

まぁ、プライベートを干渉されないのは非常にいいことですが。笑

あとは、休みは平日になります。

2日取れるとうたっているところもありますが、正直な話2日まるまる休みにしている社員は見たことがありません。

今まで7名の社員さんを見てきましたが・・・

つまり、プライベートの部分は相当犠牲になります。

まとめると、この仕事が向いている人の条件として「子供が好きな方」「教育に携わる仕事がしたい方」ということになります。

長いことお読みいただきましてありがとうございました。